紅白かまぼこをあしらったおせち盛り
[chat face=”item_icon_07.png” name=”” align=”left” border=”blue” bg=”none”] こんにちは!かまぼこちゃんだよ!
わたしは、お正月のおせちやおでん、うどんのトッピングにも使われているよ。
板がついたかまぼこだけではなく、いろいろな形や味のかまぼこがあるの![/chat]
[chat face=”item_icon_06.png” name=”” align=”left” border=”green” bg=”none”] かまぼこちゃん、こんにちは!おさかな記者です。
かまぼこ製品は、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で食べられています。おせちの紅白かまぼこに代表される、板に魚のすりみを付けて蒸した「蒸かまぼこ」や笹かまぼこなどの「焼抜かまぼこ」、ちくわや揚げカマボコ、はんぺんなどの「ゆでかまぼこ」、本物のカニ足のような「かに風味かまぼこ」など、さまざまな製品があります。 [/chat]
ふんわり柔らかな笹かまは仙台名産でもよく知られる
[chat face=”item_icon_06.png” name=”” align=”left” border=”green” bg=”none”] かまぼこは食べるだけでなく、細かな細工を施し、見ても美しいものもあります。神奈川県では色を付けたかまぼこを重ねて、切るときれいな柄が金太郎飴のように現れる「切出しかまぼこ」、福岡では絵のような「刷出しかまぼこ」もあります。富山では鯛や鶴、松などをデザインした「絞出しかまぼこ」を昔から結婚式の引出物にしているんですよ。[/chat]
すり身で作った刷り出しかまぼこ
これもねり製品。祝い事にも用いられる
[chat face=”item_icon_07.png” name=”” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 次回は、かまぼこの原料と歴史についてだよ。お楽しみにね![/chat]
おさかな記者の取材メモ
食品需給センターがまとめた、平成26年の水産ねり製品の統計によると、国内の生産量は52万7745トンでした。日本人の食事がまだ和食メインだった頃の昭和50年の生産量は100万トンを超えていました。かまぼこは、日本を始めとしたアジア諸国で食べられてきましたが、最近では欧米でもヘルシー食品として人気が高まっています。特に、サラダやパンなどのトッピングとして、かに風味かまぼこが大人気。イタリアでは高値のしらすの変わりに、すりみで作ったしらすもどきも最近人気が高まっているようですよ。