稚アユを放流する児童ら
大分県・佐伯市の明治小学校、上野小学校、立切畑小学校の4年生66人が、市内の番匠川河川公園でアユの稚魚を約8000尾放流しました。
主催は、番匠川漁協と「第43回全国豊かな海づくり大会」実行委員会で、
佐伯市の淡水魚種苗センターが生産した、約10センチ(10グラム程度)の稚アユが約80キロ用意されました。
児童らは、バケツやホースで稚アユを番匠川に放流しました。
水産教室では、番匠おさかな館の館長がアユは、川で生まれ、稚魚期には海で育つことから、「アユの生活には川だけでなく、山や海の環境を守ることが重要」と説明しました。
児童らは、「何個くらい卵を産むの」「天敵は何か」など、積極的に質問をしました。
今回の開催は、来秋に大分県で開催される「第43回全国豊かな海づくり大会」の関連行事であるリレー放流の4回目です。
体験をし、学ぶことで、子供たちに地元の水産業に興味を持ってもらいたいですね!