漁業者が藻場を守る

漁業者による藻場礁の設置

 日鉄神鋼建材は、兵庫・淡路島の地元漁業者と協働で、藻場保全対策を行いました。

 同社の開発した小型多孔質藻場礁は、無数の凹凸のあり表面積が広いため、海藻胞子の着生に最適です。
 また半球形状のため泥などの堆積を少なく、沈降物が多い海域でも海藻が着生できるそうです。

 重さも約60㌔と漁船でも運搬が可能なことから、今回、漁業者による施工が行われました。

 今後は、地元で水中ドローンを調達し、モニタリング調査に取り組むなど、積極的な活動をしていくそうです。

 藻場は、二酸化炭素の吸収源(ブルーカーボン)として注目されており、同社はカーボンニュートラルを含め貢献できる商品を今後も提供していくそうです。

 多くの水生生物が暮らすことができ、産卵や稚魚の成育の場となる藻場。
 このような取り組みで、埋め立てや磯焼けで減少してしまった藻場が復活し、日本の海が豊かになるといいですね!

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